国家賠償という権利
国に自分の権利が奪われて、おかしい、問題だと訴えれば賠償がされる。
これが国家賠償請求権だ。
基本的人権のひとつ。
驚いたことに日本人はこれをあまり気にしないようだ。
安全と水はタダと考えているのと同じか。
法律に基づく政策を中国も行なっていると言う。しかし、そうは言いながら、この国家賠償請求権がないから法律しだいでいくらでも個人の財産権が奪われることになる。
朝令暮改に文句が言えない。
これでは法治国家とは言えない。
国家の暴走に歯止めはない。
そもそも、「個人の財産」など中国では許されないとされたら、それで終了だ。
百姓はとっくに土地を奪われている。
汚職官僚が幅を利かせている。この記事にある普通の民衆など中国にはいない。
みなが汚職とつながりがあるからカネがある。
そもそもこの記事、「別荘」なのだ。そんな連中がどれだけ特権的かはわかるだろう。
だからこれで暴動など起きない。
また睨まれたら影で拘束され、取調べを受けるというだけだ。
残念ながら同情できない。