旅客機撃墜、自国民を殺傷したイラン
余計な事件が起きてしまい、問題化している。
ウクライナへ出稼ぎに行くイラン人の旅客機が撃墜されてしまったことだ。
これは軍によるミスでしかないが、こうしたミスや偶発的な衝突は戦争とは違う、現代では避けたい事態だ。
いずれまたアメリカはサウジなど湾岸諸国と共同で軍事演習をする。
そこにオブザーバーとしてイランの関係者を呼び、偶発的な衝突が起きないよう標的の確認手順、指揮系統、それらを見せるはずだ。
戦争となれば遠慮なく攻撃はする。最終的な外交解決の手段だ。
しかし、偶発的衝突とならないよう交流は常に図っていなければならない。
相手を教育もし、意思疎通ができるようにしておかねばならない。
今回、その意思疎通はイランとアメリカの間で多少はできていることがわかった。
イランはアメリカから連絡を受け、「どうせ攻撃するなら派手にやってほしい」と言われ唖然としたと発表している。
派手にやってれればアメリカは大規模攻撃の口実が出来る、そうでなければ体面を保つために許す。反撃はしない。
そういうメッセージだ。
トランプとイラン、お互いの口撃で緊張が高まっている最中、イランとアメリカは連絡を取り合っていたのだ。
問題あるトップを排除した。
これからイランは指導体制を強化してゆかねばならない。
その筋書きがこの旅客機撃墜で狂わなければよいが。