この記事はテドロスの自己弁護をそのまま垂れ流すだけの記事でしかない。そのどこがおかしいのか、よく注意すべきだ。
多くの疑念は解消されることはなく、テドロスをはじめWHOが、なぜ世界の先頭に立ってコロナ感染対策をしなければならないかが抜けている。
この組織を担ぐ理屈がないのだ。
トランプは昨日、WHOの体質について言及している。「中国の手先となっている」とまで言及したのだ。
この記事ではおかしなことに、なぜテドロスと習近平が会談しなければならなかったのかが説明されていない。
習近平は疫学の専門家ではないし、武漢ウィルスの対策は当初からナンバー2とされるリコッキョウにやらせているからだ。
WHOは総会から台湾を締め出し、コロナに対する対応姿勢を強調するどころか、中共の政治勢力としての一翼を担うだけで、感染症対策など眼中にない。
WHOにはもはや何も期待できないといわれても仕方がない。
このテドロスの挙動を見て何らかの金や権力が動いていないと考える間抜けもいないだろう。
テドロスの「情熱」は自身の権力についてのものでしかない。
テドロスは世界感染拡大「パンデミック」について時機尚早とまでクギをさした責任すら取っていない。
もともと言われていたように、WHOというのは世界各国が権限を委任したような、統一の保険省ではない。
彼らが世界の国境を越えて活動できる保障はなく、権限も限定的だ。
いわば国連と言うブランドに群がっただけの医療に特化した組織に過ぎない。彼らに情報を与えるのは危険だ。
それこそ医療特許、ワクチン開発のスパイすらWHOはやってのけるだろう。
前からタバコについてのデマはWHOのキャンペーンで続けられ、WHOはあたかも総会屋のようにタバコ会社を脅しつけて肺がん基金などをせしめていたし、それは間欠的にに行われていた恒例のイベントだった。
これに先進国の大衆はいともたやすく騙され、今や喫煙習慣は風前の灯だ。
そしてちょっと前にはソーセージやハムについても脅しをやらかそうとしたが、これにはユーロが激怒して失敗した。
WHOなど何の権威でもない。
常に何らかの意向を受けて宣伝し、ちょうちん担ぎをするだけだったからだ。
トランプのこれまでのやり方を見ればアメリカからのWHOへの出資拠出の縮小は不可逆的なものとなる。
オバマらのような執政について修正をしてきた男だから、見直しを繰り返すようなことにならないよう手を打っているはずだ。
WHOは日本にも噛み付いていた。日本の健康保険制度を批判したこともある。
巨大な官僚組織である国連の下部組織は、ユーロの誕生やTPPなどの多国間の連携で弱体化し、OECDやG20を尻目に発言力を失ってきた。
もともと国連は茶番組織であったが、いよいよ中国の代理組織と成り下がってきたのだ。
戦後、日本がかつて大東亜戦争時に国際連盟を脱退したことが教科書レベルで「愚行」などと歴史教育を受け、その挙句に「国連主義なる」いい加減なスローガンが跋扈するようになった。
詐欺師どもはこの言葉が大好きだ。
しかし国連の意思決定方法を知っているものはそうはいない。その一国一票の票を狙って金が動いていることも報道はされても常にもみ消されてきた。
そこに緒方貞子のような政治屋が人命よりポジション大事とばかりにいい加減なことをしでかし、難民が死ぬままに任せた。
官僚というのは、常に自分を大きく見せることに汲々とするものだ。
テドロスが辞任でもしない限りこの流れは止まらないだろうが、辞任でもすればまたぞろ巻き戻しが起きることは必定。
つまりこのまま混乱を続けるのがWHOということになる。
我が国もだからWHOの顔色を窺うということはもはやしていない。
今回の記事は主に日本のように未だに国連の組織を信じる連中に対する工作記事と言っていいが、「コロナ以降の世界」とは違うものだ。
例えばこういうどうしようもない腐敗組織ということが分かった時点でWHOを解体でもし、新たな組織を創設するというのがこれまで世界がやってきたやり方だったが、国連そのものが中国寄りになりつつある以上、もはや期待できないだろう。
結局、ワクチンの開発やその共有にしても二国間主義、それぞれ信頼できる者同士がてをつなぐという流れにならざるを得ないのではないか。
ユーロが弱体化すれば国連の復権もあるだろうが、ユーロとてこのまま手をこまねいているわけではない400億ユーロの復興資金の構想が早くもドイツから出ている。
そこには当然のごとくワクチン開発や感染症対策も盛り込まれている。
日本の医者や学生で、WHOや国連で働きたいなどと言う者はおかしな連中ばかりだ。
彼らをみればこの組織がいかに腐っているか分かる。
テドロスは武漢を視察したが例の最近研究所を巧妙に避けた。
調査チームが同行したというこの記事にしても当該の武漢の最近研究所にに立ち入ることはなかった。
視察もなかったし、そもそもテドロスは調査チームを引き連れて武漢を調査に訪れたわけではない。
調査チームが行ったのは北京だ。
そしてわずかの滞在の後、テドロスは中国らの意向を汲み取るべくチョウチン持ちを早速始めている。
いわく、「どうもこのウィルスは武漢発とは言えない」などと。
WHOは世界からこのウィルスの発生原因追求を逸らそうする役割を与えられた。
この記事はそれを中心に考えればよくわかる。まるで発生原因を突き止めることなくウィルス対策ができるかのような記事になっているからだ。
> ドイツ政府関係者は、感染拡大の脅威に共に立ち向かうよりも、過去の出来事
> にこだわる米国の姿勢は「非合理的」だと話す。
>
> 中国外務省は、「パンデミックが終息した後の適切な時期」に、WHO事務局
> 長が新型コロナウイルスに対する世界の対応を検証する委員会を設置すること
> を支持するとの声明を出した。一部の国がWHOの検証やウイルスの起源追跡
> に力を入れようとしていることに反対すると表明し、こうした動きは「伝染病
> を政治化」し、WHOの仕事を妨害しようとする試みだと批判した。
>
あえてこのようなチョウチン記事を見て、どのような陰謀や工作が行われているか知るのもいいと思う。
テドロスに死を。