消費蒸発・真の消費税議論はされたことはない
早くもコロナ以降を見据え、財務省が動き出している。暗躍していると言っていい。
「消費税は確実な安定財源であり、これを引き下げたりなくすことはあり得ない」などと馬鹿な政治家に言わせていることだ。
岸田が今回はそんな操り人形に選ばれた。
あまりに馬鹿げた議論であり、盲従ぶりだ。
考えてみれば消費税というのは昔からそうだった。消費税本来の実際について議論がされたことは一度もない。
「全ての人に負担」というプロパガンダ。
「公平負担」という幻想。嘘ばかりだ。
日本は官僚の作り出した架空の想定に振り回されてきた。
財務省は、今回の消費増税に関して新聞を恩恵課税にするなど税の構造を歪めてさえ、消費税に関わる議論、その報道を抑えてきた。
消費税が「安定的財源」と言える根拠はどこにもない。
それは経済学的にも会計的にも数学の上でも明白だ。
そして消費税が日本の景気の脚を引っ張り続け、税収さえ落ち続けていることは事実なのだ。
消費税には「税率」というものがある、それならその税率はいくらが適当なのか。
財務省はこの議論をさせないようにしてきた。
シミュレーション、計算などされたためしもない。
10%で消費の落ち込みと税収がバランスしているのか。そんなはずはない。
現在は消費税3%の時よりも消費税税収が落ち込んでいるという事実がある。
財務省はそれを景気のせいにはできないはずだ。これまでの景気判断はよかったのだから。
財務省は消費税の税収を最大化させようとするわけでも安定財源にしようするわけでも全くない。
財務省は景気を落ち込ませ税収を下げることになっても、ひたすら税率を上げ続けることしか考えていないのだ。
もはやこれは官僚の暴走でありテロに近い。
彼らは消費税の税率改定にまつわる各種の権益、利権を狙っているだけだからだ。
政治ではない。これは財務官僚がやってきたことだ。
税収を安定化し、最大化できるという税率はいくつなのだ。
その議論は一度もされたことがない。
税率が50%になれば経済が死ぬ。30%なら消費は死ぬ。20%で消費は蒸発する。10%になってその先が見えているのに、おめおめ待っている馬鹿はいない。
消費はあっけなく蒸発する。
コロナ以前からその兆候はあった。
事実、今回のコロナでも消費はいとも簡単に蒸発した。
不要不急の会食、自分で作れば500円の料理に数倍を払う勘違い、ディズニーランドははりぼてたちの洗脳ゲームだし、オンナと寝るだけならキャバクラは売春婦より手がかかる。
芸能など昔の芸人のような奴はいないし、クスリとも笑えない。タレントはみな口をとんがらかして視聴者に突っかかるだけ。
テレビはタダで見れるものとみんなが思っているが、そのコマーシャルの宣伝効果などほとんどない。ブログの方がよっぽど宣伝になる。
結局、我々が必要な消費など実はわずかなのだ。
江戸の昔に生活を戻せばカネなどかからない。
騙されることも毒を食わせられることもないのだ。
このまま際限なく税率が上がり続けるという警戒感がコロナであちこちで湧き上がっている。
一方で、今回のコロナでの経済的打撃は大きく未曾有の危機は明らかなのに、それほどの落ち込みにはならないないという奇妙な言説が流布されている。
それをしているのは財務省だ。そうすることで「消費税を上げても景気には影響がない」と歯止めのない増税を後押ししたいがためだ。
また消費税が上がるのではないか。それは誰にでも予想できることだ。際限などない。
もう財務省の失策は明らかだ。
消費などやめてしまえばいい。
先のことなど考えず、天下りしか考えてこなかった連中の税などわざわざ支払う馬鹿はいない。
世間は物々交換になる。それはできる。
ネットの時代ならそれがたやすくそれができる。
愚か者が必要ないものを必要と思い込まされる。不要不急どころか生活用品も絞られる。
金を使う必要などわずかだ。
シャンプーブランドは何社も必要ない。肌にいいものは決まっている。
レビューを見れば一目瞭然だ。
石鹸もクリームも必要のないものを塗りたくり、肌を痛め、それをケアするものがまた売れる。
便利なものを買ったはいいが果たして今も使っているか。便利と思い込まされていただけではないか。
便所が使えなくなるマンションにどうして価値があると思うのか。
すべてが当然のこと、当たり前の成り行きだ。
意味のない税率と白々しい「社会福祉財源」などという話に踊らされて、税金をわざわざ払うご親切な馬鹿。
適正な税率など財務省は考えもしなかった。
消費税制は歯止めがない。
こんな税など消費しなければ払う必要はない。
物々交換へと舵を切れ。