米国の立場を支持せよ、それは明白だ
劣等な言論人が日々を工作し、先入観を植え付けたりプロパガンダやイデオロギーを忍ばせる。それが現在の我が国の日常だ。
「日本が絶対に失敗してはいけない対応とは」、などと言いながら、まさのその「一番やってはならない」ことを主張しているからに他ならない。
大学にこうした無能で思考力のない連中、いかがわしい思惑を持ったような連中が入り込み、そのブランドがあちこちで傷ついている。これは何も偶然ではない。
その愚かさは記事の結びに全て集約されている。
わが国は国際世論を味方につけながら、是々非々で自国の立場を確立しなければならない時を迎えている。
米国の立場を支持せず「自国の立場」などと言っている場合か。
これまで我が国は自国の立場を確立しようと国際社会に訴えたことがあったか。お世辞にもそれは言えないはずだ。
そうして、これだけ長々と中国による無法を列記しておきながら、まだ中国が自らを変えることがあるなどと想定している。全くの誤りであり愚かだ。
まだ「日本からの働きかけで中国政府が無法を改める」などと、妄想しているとしたら、それは極めて異常な考えだ。
ユーロは中国をWTOに加盟させるという愚行を犯した。
その当時から中国という無法国家は議論されていた。今頃になって中国と言う無法国家の化けの皮がはがれたわけではない。
ユーロの動機は「中国をWTOに加盟させ一人前の国として扱うことで中国政府も姿勢を改めるだろう」という甘い読みがあった。
そしてまず中国貿易の利益を得た。
もはや中国は世界のルールに合わせようなどとは考えていない。
それは明白となった。
にも拘らず、また同じ論調を使おうとしているのは故意か、裏があるのか。
そしていつものように忍ばせるのは「中国市場は無視できない」といロジックだ。
まことに危険なこと極まりない。
そもそも、その無視できない市場からアメリカは決別しようとしているのだ。
まるで議論にならないではないか。
中国との取引は麻薬ギャングと取引するようなものだ。
無視できないカネづるだと取引を切ることを躊躇していれば即座に足をすくわれるだろう。
ユーロなどそれみたこととばかりに、喜んで日本を非難してくるはずだ。
アメリカが中国の無法を許せば必ず次の国が出る。際限のない戦いが拡大し続くことになる。
中国を切ると宣言できたのはトランプという男だからこそだ。
すでにアメリカは動き始めている。
こうした見通しの甘さ、アメリカの決意を過小評価し、軽く見ようとする議論はいったい故意なのか、それとも何かの裏があるのか。
法政大学は民主党政権のブレーンだった大学のひとつだ。
民主党の残党らが超党派などと僭称し、今回の香港への大陸の安全保障法について非難し、批判を強めている。
その、「ように見える」www。
だが「なにを今更」と言う感じではないか。
誰も気がつかないのか。
むしろここまで引っ張ってきたこと、ここまで時間をかけて中国批判をしてこず、今更のように始めてきたことには強い疑惑を持たざるを得ない。
日本共産党も含め、媚中に凝り固まった連中は、中国政府となんらかの取引をしたとしか考えられない。
その秘書連中にはまだ中国人が名を連ねているではないか。
民主党は政権を強奪した直後、習近平を訪ねに代議員団を作って中国を訪問したのだ。あれはいったいなんだったのか。
その反省も振り返りもまるでされたことはない。
彼ら旧民主党勢力は、これからどれだけ中国政府を批判しようとも、いざという時は中国共産党独裁政府を擁護し、その言われる条件を呑むという、取引や弱みがすでにあるからできることなのだ。
カッコをつけて人権を気取っても、もはや説得力など皆無だ。
レンホーの二重国籍疑惑と同じことだ。決して疑惑を解決しようともしないしやり過ごせると話を逸らすだけだ。
野党には中国共産党の利益を我が国の国益よりも優先させる議員らがいる。
そして中国からの決別を思いとどまらせようと、流れに逆行させようとするエセ学者らも跋扈しているということだ。
まだまだ始まったばかり。
日本は米国に盲従せよ。それが生き残る道だ。