毎日の社会で起きたこと

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【レームダックという嘘】アメリカ弱体化の行方

 考えてみれば、トランプ大統領は様々なことに風穴を開けてきた。

 彼はあらゆる常識、これまで「自明」とされていることについてことごとく疑問を投げかけ、それはどれも的を得たものだった。

 

 地球温暖化は議論がろくろくされてこなかったヒステリーに近いものだし、ゲームのようにみながそれで踊っているだけだ。

 それは今回のコロナにしてもそうだ。

 

 また、WHOや国際機関が中国独裁政権の工作によってことごとく骨抜きにされ、政治の道具になったことが暴かれた。

 もはや国際協調の意味そのものが有名無実になりつつある。

 

 しかし結局、トランプが投げかけたことに真っ向から議論をしようとした者はほとんどいず、都合が悪くなった連中は議論を避けようとして逃げたに過ぎない。

 そうして「トランプの暴論」とレッテルを貼りに終始した。

 

 

 こうしたことは、実直な男が果たした偉大なる成果であると言える。

 ★

 

jbpress.ismedia.jp

 

 最近、前東京都知事のマスゾエ氏が「トランプは民主主義を壊した」などと大威張りの論調を披露した、唖然呆然とするしかしない。

 

 彼は東京都のカネをいわば使い込み、私物化の挙句に政治偏向、売国すら隠さず、韓国という反日国に公然とおもねった。

 韓国という国は「日本に植民地支配された」と嘘を言い続ける自称被害者というだけの日本にとっては詐欺国家である。

 

 日本は戦前、朝鮮半島の統治からなんら恩恵を得ていない。

 工業的にも農業的にも日本を豊かにするものは何も得られなかった。

 この事実は「植民地」という定義からして根本的な誤りである。

 

 いわんやマスゾエ氏は、不法滞在者に過ぎない韓国人の老人たちに都民の税金を搾取して老人ホームを提供することさえした。

 

 

★ オリンピックのコスチュームは異常でみじめな韓国色になりかけた。

 

 デザインや意匠、オリンピックがことごとく韓国系に委ねられ、マスゾエ氏は第三国への利益誘導を公然と行った。

 挙句に氏はNYに行き、大統領就任さながらのパレードまでやらかし、醜態を演じたことさえあった。

 
 やがてこの醜態を隠せなくなったマスコミはマスゾエ氏をこぞって叩くようになる。

 

 しかしマスゾエ氏は、いわば民主的な選挙で選ばれた都知事ではあった。

 裁判をして有罪になったわけでもなく、マスコミから執拗に批判され、自発的な辞任に追い込まれたのだった。

 原則からすれば、それは民主主義を度外視したものであったとは言える。

 

 つまり氏が、マスコミがトランプを引き摺り下ろしたことを知りながら、マスゾエ氏がこういう言論を弄しているのは滑稽でしかないということだ。

 

 自分がやられたことをトランプがやられながら、氏はトランプを擁護するどころかこき下ろしているつもりだからだ。

 

 

★ マスゾエ氏はただ、これからマスコミにコメンテーターとして使われたいだけ、タレント活動をしたいがために擦り寄っているだけなのだろう

 言葉や魂、国さえもカネのためなら売り渡す、氏の性格が良く出ている言質だと言える。

 

 「民主主義の破壊」などということに恨みがあるなら、マスゾエ氏も暴走権力であるマスコミに恨みがあるはずだろうからだ。

 しかし彼はそれを決して言わない。

 

 マスコミにおもねって、タレント活動のくだらぬ仕事を寄越せと自分の立場さえ捻じ曲げる滑稽さ。

 

 氏がまるで信用ならない人間だったというのはこれだけでも分かることだ。

 

 ステマブログ程度の言論を弄する、愚劣極まる屁理屈の証明でしかない。

 

 

★ 誰もが知っている通り、マスコミは異常なほどのトランプ叩きを四年にもわたってやり続けた。

 

 彼の業績は一切無視され、トランプが投げかけた疑問は暴論と片付けられた。 

 そのために、逆に全ての言説が嘘、欺瞞だったという疑いしか残らない。

 

 さて、それにしても、バイデンの現在のトランプ批判を見ると、それはいかにも旧態依然としたものであり、そこにはハッと気がつかされるものがある。


 トランプはアメリカの制度に風穴を開けたのだ。

 これだけは間違いがない。

 

 きっとこれを修復すればアメリカは強くなれると、友好国としては希望的ながら願いたいものだ。

  それが可能であるかどうかは別として。

 

 

★ トランプがアメリカの常識に風穴を開けたこと、その最新の象徴的なことが「レームダック」というものだ。

 

 なぜか我が国では昔から、まことしやかにアメリカの大統領選に絡んで「レームダック」ということが言われ続けてきた。


 すなわち、アメリカでは11月の大統領選で敗北すれば、翌年の1月には新しい大統領が就任式を迎える。

 この間、敗北宣言をした大統領は「レームダック」、つまり、「脚の悪いアヒル」のように何も出来ないという話。

 

 退陣の決まった大統領はせいぜいがヨチヨチ歩くしかないというものだ。

 

 株式市場もこれを見越して、「レームダック」となったから次の就任式までは膠着して動けない、なんてことをまことしやかにやっていたものだ。

 

 今はトランプ叩きが高じて、「レームダックとなったトランプはもう政策など打ち出せないだろう。だから安心だ。」などと株式市場はハヤして高騰を続けている。

 

 

 

 


★ アメリカの民主主義、その制度としては、11月に大統領選を制し当選した次期大統領は翌年1月の大統領就任、つまり政権の交代まで、次の政権のためのチーム作りを始める。

 

 これは現在の政権の執務と同時並行して行われるというのがアメリ政権交代の建前だ。

 

 このレームダックという話は、議会調整などでも次期大統領のことが念頭に置かれてしまい、調整に困難をするという現実を言い表したものに過ぎない。

 

 そしてこの間、敗北を宣言した現職大統領は次の大統領に遠慮をし、その政治信条を尊重し、後戻りの出来ないような政索や決定をすることはしないという、アメリカの政治の「常識」だ。

 

 「レームダックだから目立ったことは何もしないし、できないのだ」、と。

 

 


★ だが、考えてみれば、これはいかにも論理的におかしいことだ。

 それに気がつかせてくれたのはその人、ドナルド・トランプである。

 恐らくは彼以外にはできなかったことだ。

 

 超大国の大統領選とその交代に遠慮して、中国や北朝鮮がミサイルを撃ち込んだり攻撃を仕掛けない保障などどこにもないからだ。


 当たり前の話だが他の国はアメリカの事情などかまってはくれない。

 「アメリカはこの間に何もできない」というような論調がまかり通ること自体がおかしく危険でしかないのだ。

 

 イスラム国のラマダンにアメリカの空爆が一切遠慮しなかったように、アメリカの大統領選挙などに誰も配慮などはしてくれない。

 

 

★ ところがバイデンは今、トランプに「慣習通り、交代の決まった大統領らしくしていろ」と、まだ就任式も済んでいないのにトランプ大統領の批判をしている。

 

 かほどにこのことは異常なものなのだ。


 トランプは今、選挙の不正を言い立てているが、結果としてこういう習慣に風穴を開けていることになる。

 

 マスコミの一部では、「トランプはバイデン就任まで何をするか分からない、油断がならない」という論調さえある。

 

 しかしこれもごく当たり前のことだ。

 油断できるようなら破滅だ。

 彼は現職の、現在のアメリカ大統領なのだ。

 

 

 

★ 国家に政治の空白などあってはならないし、隙があれば攻撃される。

 

 あるいは他の国は、バイデンが宣誓式を済ませるまでは交渉や提案ができない、決定などできないと、止めてしまうというのだろうか。

 

 そんなレームダックの「常識」などありえないのだ。

 

 こういうことからすれば、バイデンという人物が今、言い立てていることを見れば、彼は相変わらずの古いアメリカの政治屋でしかなく、弱体化するアメリカそのものでしかないことがわかる。

 

 そもそも、大統領選であれだけ沸騰したはずの、「黒人の人権」という論争はいったいどこへ消えたのか。

 

 

★ そうした腐ったアメリカの政治屋の言い分を代弁し、トランプという異分子を排除しようとしてきたのがマスメディアだった。

 

 その挙句、アメリカは昔から自分たちの勝手な理屈だけを押し通そうとしてきたし、他国に配慮を求めたりしてきた。

 

 ちゃんちゃらおかしい、強盗国家中国やテロリストはそう失笑することだろう(笑)。

 

 こうした甘さ、意味不明のご都合主義的常識が放置されたまま、次のバイデンになし崩し的に権力が移行することは、アメリカの絶望的な弱体化の表れである。

 

 


★ すでにトランプに貼られたレッテルである一国主義などという批判が間違いなことは立証されてきた。

 

 トランプなくば中国の覇権主義や不正な貿易など暴かれることはなかった。

 一国主義と言いながら、トランプは公正で正常な貿易を錦の御旗にしたのだ。

 

 中国の不正を無視してきた先進各国はこれまでの欺瞞に沈黙するしかなかった。


 他国に配慮や遠慮などしないからこそ相互主義なのであり、中国のような独裁支配や覇権主義相互主義にならない。

 

 その本質をトランプが示してきたのだった。

 

 


★ 世間というか世界は、マスメディアのレッテル貼りと既成事実化に騙されてきたのだと言える。

 

 それは中国資本の入り込んだアメリカ・マスコミであった。

 また、日本のように中国に尻尾を掴まれてしまい、「中国批判をしない」などという協定さえ結んだと言われている日本のマスコミでもある。

 


 このまま、トランプは敗北を認めず、ギリギリまで法廷闘争や選挙の不正を訴え続けるようだ

 

 果たして、これまでの大統領がそうしたことをしなかったことが今のトランプ氏批判の根拠にさえなっているが、こうしたことを考えれば「レームダック」などという空白状態はあまりにスキがあり過ぎ、恐怖さえ覚える。

 


 トランプが在任中である限り、トランプは現職大統領としての権限があり尊重されねばならないはずだ。

 それが民主主義であったはずなのだ。

 いったい、民主主義を壊してきたのは誰だったのか。語るに落ちる。

 

 

 

★ まだ就任もしていないバイデンが、現職の大統領に横槍を入れていることがそもそもアメリカの弱体化を進めるだけの弱点の露呈でしかないとバイデンは知っているのだろうか。


 これからすれば、少なくとも彼が無能で無知あることには間違いがないだろう。

 

  史上最悪で最も無能な大統領だったと密かに言われるバラク・フセイ・オバマといい勝負かも知れない。

 

 彼がそれを面と向かって言われないのは、「オバマは黒人だから」でしかない。

 

 

 果たして、誰がこのスキを突かないでいてくれるだろうか。

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 それはあくまでも希望的願いしかない。